導入前の課題
終わりのない浸水被害に悩まされた日々
この地域に住まわれてから、浸水のリスクはどれほどありましたか?
うちは大雨が降るたびに浸水して、本当に困っていました。
特にゲリラ豪雨や台風の時はひどくて、年に3回くらいは浸水していたんです。
雨雲レーダーが真っ赤になるような雨が1時間以上続くと、もうダメですね…。家の敷地があっという間にオーバーフローして、ひどい時は膝下、25~30㎝くらいまで水が来ていました。
KTXの「スーパー止水番2」を選んだきっかけは?
年に何度も浸水する恐怖の中対策を考えていたところ、ネットで止水板というものを見つけました。
数社に連絡をしましたが、「対象地域ではない」と断られたり返信すら来なかったりで…。
KTXさんからはすぐに連絡があり、遠方というのに見積りをしてもらえました。
契約→施工までがあっという間だったので、いつ豪雨が来るかわからない状況で早く対応してもらえたのはとても安心でした。
※KTXは全国対応しています!
宮城県・東京都・石川県・愛知県・福岡県に営業所がありますので、お気軽にご相談ください!
これまでは、どんな対策を取られていましたか?
当初は、浄化槽からの逆流が原因だと思って、まず浄化槽を撤去して下水道に切り替えました。
その後、KTXの止水板「スーパー止水番2」を設置したんですけど、そもそも雨水パイプから逆流して敷地内に流入していたので、排水ポンプで敷地内の雨水をいくら外に出しても、雨水の侵入は止まらなかったんです。
そこで逆流弁を3か所設置して、止水板×逆流弁で今回の大雨に挑みました。
スーパー止水番2の活用
記録的豪雨を防いだ、安心な止水対策
今年(2025年)8月、山口県を襲った記録的大雨

tenki.jpデータをもとにKTX作成
山口県内における2025年8月の豪雨について
今年8月9日から12日にかけて、前線が対馬海流から九州付近に停滞し、前線に向かって中国大陸や太平洋高気圧周辺からの暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、山口県では大気の状態が非常に不安定となりました。
10日午後には線状降水帯が発生し、山口県内は8月の平年月降水量を上回る記録的な大雨となり、
下関市では総降水量514㎜、月最大24時間降水量366㎜を観測し、観測史上最大を記録しました。
参考:中国地方整備局『8月9日から12日の降雨による佐波川の出水について』
参考:気象庁『災害時気象資料』
今回の大雨で止水板を実際に使用してみて、いかがでしたか?
設置が簡単で助かっています。
中間支柱2本と止水板3枚の設置が10分以内で完了できるので、当時も慌てることなく準備できました。
おかげで初めて敷地に水が溜まらずに、この大雨を乗り切ることができました。

高さについても、ブロック塀の高さまで止水できるよう2段重ねにしているんですが、今のところ2段目を設置したことはないです。今回以上の雨が降っても大丈夫と思えるので安心ですね。


導入後の感想
「止水板を設置して本当に良かった」
今回の大雨で浸水被害を大幅に軽減できて、改めて設置してよかったと思います。
また、これまでの浸水の経験から、災害時に頼る道具はシンプルで電気に頼らないものがいいと思っていました。
いざというときに停電してしまったら、電化製品は使えませんからね。
その点、「スーパー止水番2」は手動で設置できるので、安心して使用できます。
ただ、周りの家を見ても、まだ水害対策をしている家は少ないように感じます。
水害を経験しないと、なかなかその必要性を感じないのかもしれません。
浸水被害がどれだけ大変か身をもって経験したからこそ、「早めに対策した方がいい」と声を大にして伝えたいですね。

![[導入事例]個人宅の外構に中間支柱あり止水板支柱タイプ](https://ktx-drr.com/app/wp-content/uploads/2025/09/a5ddc06cab6156438cd1720631f1e601.jpg)
KTXからのコメント
この度は貴重なお話をありがとうございました!
今年8月の豪雨の際にも、スーパー止水番2がしっかりお役に立てたようで、大変嬉しく思います。
「早めに対策」というメッセージは、同じように水害に悩む方々の背中を押す、力強い言葉になるはずです。
今年、浸水被害で話題になった四日市市の地下駐車場は、止水板を上げる装置が故障していたという原因もあったようです。
弊社では「いざという時、誰もが使いやすい防災製品とは何か」を常に考えております。
“設置や構造がシンプルで、緊急時でも安心して扱える”ことを胸に、これからもお客様の声に耳を傾けながら、製品開発に努めてまいります。